競馬という娯楽、そして競馬という賭け事のこと。


競馬という娯楽、そして競馬という賭け事のこと

いつ頃のことだったろうか・・

朝、喫茶店でモーニングサービスを食べながらスポーツ新聞を見ていた時のこと。

ちょうどその日は大井競馬だったか川崎競馬だったか?開催日で
「オーナーズタイフーン」という馬が勝ったという記事が載っていた。

配当がいくらだったかは覚えてないが、
競馬という賭け事があり、あっという間に1000円が

10000円になるのだということに興味を持ったことは確かだった。

競馬場がどこにあるのかも知らず、どうやって行ったかも覚えていないが

行って馬券を買ったことは記憶している。

ビギナーズラックなんて、ほんの一握りのことなのだろう。
当たるはずがない。

後で知ったが「コーチ屋」という男が私に近づいてきて

「このレースは〇-△で堅いよ・・」と言い、
自分が買ったような分厚い馬券の束を私に見せた。下の部分は何なのか?

その時は考えもせず、
「そうか、それじゃあ、それを買ってみよう」と買った記憶もある。

結果は外れたのだが、「いったい何だったのだろう?」今でも答えは出てこない。

そんなことがあって、しばらくしてまた競馬場に行ったのだった。

浦和競馬だったと思うが複勝式を買ったのだがその時は、まだ

1着2着3着のどれを当てようかなんて考えていたのだった。

配当が違うのだと勘違いをしていたのだ。

その時は◎で、たまたま当たって払い戻し場に並んでいた時のこと

となりの列の二人の男が顔を見合わせニコニコしながら話している。
「こういう馬券を当てなきゃあ、だめなんだよな・・」

手には分厚い馬券を握りしめ同僚なのか笑いながら話していた。

「6-7」しかないんだよな・・」と言っていたことは覚えている。

そうか、そういう買い方をしなければいけないのかと、そのあとは

◎‐〇ばかり買っていた。

あれから、ん十年がたち、今になってブログで予想を書いたり

ポータルで予想を配信したりしている。

今の気持ちは「毎日予想が当たりますように」と願うことばかりだ。

毎日毎回、当たるはずがない。

当たると安かったりして、310円なんて配当だったりすると

「穴のはずじゃあ・・」とオッズを見返したりしている。

競馬は娯楽には違いないが、あと味の悪い娯楽のようだ。

では「賭けなければいい。馬券は買ったつもりでいればい」、とも言うが

それはお金をかけない麻雀で「メンタンピンドラ1」

と言って点棒を受け取るようなものだ。

馬券あっての競馬なのだと思っている。

ただやり方だけが問題なのだと。

今日、阪神競馬の桜花賞トライアル「チューィップ賞を予想して

かすりもしなかったが、そんなことは気にならない。

気になるのはかすった時なのだ。

明日も予想に明け暮れるのだが

願うのは競馬が大雪で中止にならないでくれということだ・・。

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